昭和を知らない若い世代に人気が高く注目されているのが、昭和レトロなガラス食器。
コレクションしている方も多く、ポップでカラフルな可愛らしい見た目が食卓を彩り、毎日を豊かなものにしてくれます。
そこで今回は、昭和レトロなガラス食器について、その魅力や特徴、購入方法や買い取り方法まで詳しくご紹介します。
最後までぜひご覧ください。
おしゃれでかわいい昭和レトロなガラス食器
モダンで洗練された食器が店頭で多く並ぶ中、今人気を集めているのが、昭和を感じさせるレトロなガラス食器です。
年配の方には懐かしい昭和レトロ感があるガラス食器ですが、昭和を知らない若い世代にはおしゃれでかわいいと人気が高く、ひそかなブームとなっています。
タイムスリップしたかのような温かみのあるデザインが魅力で、家にひとつあるだけでノスタルジック漂う昔の喫茶店の雰囲気を味わえ、インスタ映えもする昭和レトロなガラス食器たち。
きっといつもの食卓が楽しく華やかに彩ってくれることでしょう。
昭和レトロなガラス食器の特徴
懐かしいけどどこか新しい昭和レトロなガラス食器。他のガラス食器とは違い、どんな特徴があるのでしょうか。
カラフルでポップ
最近はモノトーンのシンプルな食器が多いですが、昭和レトロなガラス食器はとにかくカラフルでポップ。
まるで60年代ファッション特有の、原色の派手な色や柄、デザインがそのままガラス食器にプリントされたかのよう。
カラフルな色ガラスのグラスや皿など、昭和はガラス食器だけでなく、カラフルな色使いのキッチン雑貨が主流でした。
インパクトのある大きな柄
昭和レトロなガラス食器はインパクトのある大きな柄も特徴的。
赤や黄色の可憐なお花やレモンやいちごなどのフルーツ、動物などの個性的なデザインがとてもかわいく、目でも楽しませてくれるものばかり。
麦茶を入れただけでも存在感抜群で、クリームソーダを入れると一気に昭和の喫茶店にタイムスリップします。
大胆な色使い
原色が目立つ昭和レトロなガラス食器は色使いも独特で、インパクトで目立つ「補色」の組み合わせが多いのも特徴です。
補色とは色相が反対側にある色のことで、赤と青緑、黄緑と紫など正反対の色を使うことで、メリハリがついた活動的な色使いになります。
昭和レトロなガラス食器を見るだけで元気が湧いてくるのは、大胆な色使いやリズミカルな配置からくるものなのかもしれません。
レトロ感ある昭和型板ガラス
ガラスの柄のデザインが、雪の結晶やフラワーデザインのレトロ感ある昭和型板ガラスで、透明なものから紫や黄色、緑色などのカラフルなガラス食器もあります。
昭和な雰囲気が漂うガラス食器の購入方法
若い世代に人気がある昭和レトロなガラス食器ですが、どこで購入できるのでしょうか。
実際に昭和に作られた年代物のガラス食器の購入方法
実際に昭和に作られた年代物のガラス食器は生産が終了しているため、購入したい場合は、
- リサイクルショップで購入する
- 楽天やヤフオクなどのショッピングサイトで購入する
- メルカリで探し購入する
のいずれかの方法で購入するといいでしょう。
リサイクルショップで購入する場合
食器は直接口に運ぶものなので、リサイクルショップで販売されているものは基本的に新品で箱入りなど、状態の良いものに限られています。
ただし、世界的に有名なノリタケや有名作家のもの、アンティークのガラス食器などは、中古品であっても買い取りしてくれる可能性があるので、店舗によっては販売しているかもしれません。
楽天やヤフオクなどのショッピングサイト、ヤフオクで購入する場合
一番簡単な購入方法は、楽天やヤフオクなどのショッピングサイトや、ヤフオクを活用して購入する方法でしょう。
未使用のものはもちろん、数回利用して食器棚の奥で眠っていた年代物なども多く出品されているので、今では手に入らないような昭和レトロ感満載のガラス食器をを手に入れることができるかもしれません。
値段も安いものから高いものまで幅広く、また、メルカリなら交渉次第で値下げに応じてくれることもあるのでお得に手に入ります。
単品からセット品まで種類も豊富なので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
昭和チックなガラス食器はセリアやダイソーなどの100均ショップにも
懐かしい昭和チックなガラス食器は、セリアやダイソーなどの100均ショップでも販売されており、その見た目の可愛らしさと100円で購入できるコスパの良さから大変人気があります。
どれも100円とは思えない作りですし、気軽に使えるのが何よりの魅力でしょう。
気になる方はお店へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
ガラス食器のお手入れ方法と注意点
ついに手に入れたお気に入りのガラス食器。
ガラス食器は繊細で割れやすく傷もつきやすいので、いつまでも大切に使うためには正しいお手入れ方法が必要です。
年代物の古いガラス食器は耐熱性はないので、洗う場合は食洗機を使わずに、優しく手洗いするのがおすすめ。
食器用の中性洗剤と柔らかいスポンジを使って優しく洗いましょう。洗剤のぬめりやぬるぬるがなくなるまで水でよくすすぎ、仕上げにぬるま湯でさっとすすぐと水切れがよくキレイに洗えます。
また、カッティングが施されている食器は隙間に汚れが残りやすいので、柔らかい歯ブラシを使って取り除くとキレイになるのでお試しください。
【捨てる前に】懐かしい昭和のガラス食器は買い取りがおすすめ
実家の整理で片付けをした際など、箱に入った使われていないガラス食器を見つけることもあると思います。
自分では使わないし捨てよう…と思う前に、買い取り査定に依頼してみてはいかがでしょうか。もしかしたら有名作家のガラス食器で思わぬ値が付く可能性もありますし、ノーブランドでも昭和のガラス食器は人気があるので、未使用品なら買い取りしてくれる可能性は十分あります。
買い取り方法
主な買い取り方法としては、
- リサイクルショップの店舗へ持ち込む方法
- ガラス食器などの専門買い取り業者に依頼する方法
- ヤフオクやメルカリに出品する方法
の3通り。
一番簡単な方法はリサイクルショップの店舗への持ち込みですが、食器系は新品もしくはブランド以外は売れないことが多く、もし売れても数十円単位なので、捨てるよりは…と理解した上で持ち込むといいでしょう。
ヤフオクやメルカリなどは、出品することで欲しい人が現れる可能性もあり、リサイクルショップよりも高値で売れる可能性があります。
もしお手持ちのガラス食器が大量にあったり、ブランドが不明なアンティークものの場合は、骨董買い取りの専門業者へ依頼するのも方法の1つ。
出張買取サービスを利用すれば手間も時間もかからず、適切な査定をしてもらうことができます。
気になる方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
買い取り相場
気になる買い取り相場ですが、ヤフオクを見ると、昭和期のガラスレース皿9枚セットで9,000円、昭和レトロなカットガラス小鉢・刺身皿10客セットで8,000円、昭和レトロなガラス皿をまとめて2,120円、中古品だと美品でもレトログラスセットで1,900円と値段がついています。
中古品でもしっかり値段が付いていることからも、やはり昭和レトロなガラス食器は人気が高いことがわかります。
昭和レトロなガラス食器は結婚祝いにもおすすめ
昭和レトロなガラス食器は結婚祝いにもおすすめの商品。
おしゃれで今風のガラス食器は、すでに持っていたりプレゼントでもらっていたりする可能性が高いですが、昭和レトロなガラス食器なら他の結婚祝いと被らず実用的で、お返しに気を使わせない配慮も備えています。
おすすめは、お花柄がレトロで可愛い「アデリアレトロ」シリーズや、レトロモダンなガラスの「雪の花」シリーズ。
「アデリアレトロ」シリーズ
アデリアレトロシリーズは、ガラス製品の先駆者「石塚硝子株式会社」の食器ブランドで、1970年代昭和の家庭で使われていたものを2018年に今のライフスタイルでも使いやすい製品にリメイクした、レトロ好き大注目のプリントグラス。
見た目はレトロで可愛らしい上に高品質なので、結婚祝いのプレゼントとしても安心して選ぶことができます。
「雪の花」シリーズ
レトロモダンの懐かしいガラス食器が揃う雪の花シリーズは、昭和に作った金型を使って作られている商品。なかでも「のぞき」は豆皿と同じくらいの小さな小鉢で、食卓にあるだけでアクセントになると人気の商品です。
お醤油などのつけダレや、小鉢をいくつか並べてアクセサリートレイなどの小物入れとしても使え、こちらも結婚祝いのプレゼントとしてもおすすめです。
最後に
昭和レトロなガラス食器は、コレクターも多い需要が高い商品です。
何より昭和っぽい色や柄のかわいいデザインが麦茶などドリンクだけでなく、クリームソーダなどのデザートにもぴったり。
ご自宅で使うのはもちろん、結婚祝いなどのプレゼントにも最適なので、ぜひこれを機会にぜひ選んでみてください。