韓国の食器はなぜ銀色?おすすめの韓国食器と購入方法

:2022/07/25

韓国 銀 食器

韓国料理のお店に行くと、銀色の器やお箸が出されますよね。見た目にも涼しげな銀色の食器ですが、なぜ銀の食器を使うのかご存じですか?
この記事では韓国でよく使われる銀の食器について、使われる理由やおすすめの銀食器などについてまとめました。韓国の銀食器を、購入したり買い取ってもらう方法についてもご紹介します。

韓国ではなぜ銀の食器をよく使うのか

韓国料理のお店では、よく銀色の食器を見かけます。
なぜ韓国では、銀色の器やお箸を使うのでしょうか。
その理由にはいろいろあるようですが、次のような説が有力と言われています。

毒の混入を見分ける

毒物と銀が反応すると、黒ずみを生じ変色するのをご存じですか?
多くの国で、要人の食事の前に毒見役が毒見することがルールだった時代があります。
歴史ドラマなどでも見かけるシーンで、毒物に触れると銀が変色する特徴は有名かもしれません。

実際、王朝時代の昔に毒物として使われていたヒ素や硫黄に、銀は反応します。
昔の王侯貴族は、常に暗殺の危険と隣合わせでした。
彼らの食事にヒ素や硫黄などの毒物が混入されるのを防ぐために、銀食器は重宝されてきた歴史があります。

そのような歴史のなかで、庶民は貴族の真似をして金属のような光沢のある食器や箸を作ったと言われています。
銀は大変高価なので、現在ではお店でもステンレス製のものが多く用いられいるようです。

食中毒防止のため

銀食器に使われている銀は、銀イオンを帯びています。
銀イオンには殺菌効果があり、食中毒の予防にも効果的です。

におい移りしにくい

韓国では各家庭にキムチ専用の冷蔵庫があるほど、キムチが愛されています。
大変おいしいキムチですが、においがありますよね。
銀食器は食材のにおいや色が付着しにくいという利点があり、金属の食器が普及していきました。

陶磁器よりも壊れにくい

韓国では陶磁器も有名ですが、朝鮮戦争の時などは壊れにくい金属製の食器が多く用いられました。
それが現代に受け継がれているという説もあります。 

韓国気分が味わえるすすめの銀色の食器

韓国の食器の種類は、金属製のものと陶磁器のものとに分けられます。
金属製のものは、現在でも韓国の家庭料理に必須の食器です。
特に「スジョ」と呼ばれるスプーンと箸のセットは、韓国料理を楽しむためには欠かせません。
金属製の食器の中でも貴重な銀食器は、結婚祝いや出産祝い、長寿を記念しての贈答品として贈られます。

ここでは贈り物としてはもちろん自宅用とてしても人気の、スタイリッシュで使いやすい韓国風の銀色の食器をご紹介します。
かわいい干支の箸置きや、おしゃれな干支モチーフの純銀スプーンなどと一緒に贈るのも気が利いているでしょう。
なお、ご紹介したアイテムの値段は2022年現在のものです。

韓国式茶碗プレミアム5点セット

茶碗、蓋、スプーン、箸、汁椀のステンレス製食器の5点セットです。
汁椀は二重構造のため、保冷と保温効果に優れます。

【サイズ】茶碗:直径10.5cm×高さ4.2cm 蓋:直径11cm×高さ1cm スプーン : 長さ21.3cm 箸 : 長さ23cm 汁椀 : 直径14cm 高さ5.5cm
【税込価格】1,980円

2重麺鉢冷麺器3個セット

丈夫で長持ちする、ステンレススープボウルです。つや消しサテン仕上げで高級感があります。
2重構造なので容器が熱くならず、食べ物も冷めにくいです。
手の温度が器に伝わりにくく、最後までおいしく食べることができるでしょう。

【サイズ】直径19.5cmX高さ7cm
【重 量】190g
【税込価格】2,480円

メッセージが入れられるオーダーメイドスッカラ&チョッカラ

オリジナルメッセージを刻印することができる、韓国製のお箸とスプーンの2膳セットです。
名前やメッセージを入れることで、世界で唯一の贈り物として意味を持たせることができますね。
丈夫なステンレス製で日常使いにも最適です。

【サイズ】 約21cm
【税込税込】で6,534円です。

清課堂銀製箸

銀を92.5%含有する、メッキではない銀製のお箸です。
お箸は直接口に触れるので、口当たりの良さが気になるものですよね。
清課堂の銀箸は、金属臭を感じにくく、口当たりが良いので使い心地が抜群です。
美しい輝きもさることながら、適度な重みで安定感があることも特徴です。
文字彫刻も可能で、各種ご進物や「熨斗紙・水引・リボン掛け」など、プレゼント用の梱包にも対応しています。銀箸のサイズはご紹介した21.2cmのほかに、19.5cmのものもあります。

【サイズ】21.2cm
【重 量】37g
【税込価格】38,500円

韓国の銀色の食器を購入できる店舗

人気の韓国の食器を手に入れたいと思っても、通販などではイメージに違いがある場合もあるでしょう。
特に、ご自分で長く使える気に入ったものを探したい時には、実物を手に取って選びたいものですよね。
楽しみにしていた韓国風の涼しげな銀色の食器も、イメージとあまりにもかけ離れていたら意味がないと思う方も多いはず。
ここからは、韓国の銀色の食器を購入できる店舗の一部をご紹介します。
東京の浅草かっぱ橋道具街を覗いてみるのも良いでしょう。

韓国厨房

韓国料理全般に使われている調理器具を、本場韓国から直接取り寄せて販売しています。

【住所】埼玉県さいたま市桜区町谷4-14-15
【電話】048-430-0055
【FAX】048-430-0054

ソウル市場

韓国食品を始め、食に関する韓国のアイテムを揃えることができます。
【住所】東京都新宿区大久保1丁目16−15 豊生堂ビル 1階
【電話】03-3208-0979

ソウル市場 森下店

【住所】東京都墨田区立川1丁目10−3
【電話】03-3486-7783

韓国の銀食器を通販で購入するには

韓国の食器を扱うお店がない場合などは、通販を利用するのが便利です。
通販サイトではレビューがあるので、購入前にいろいろ口コミを調べることができるでしょう。
韓国の銀食器やステンレス製の韓国風銀食器を購入できる通販サイトには、以下のようなものがあります。
メルカリなどでは新品もありますが、中古品が安い値段で販売されていることもあるでしょう。

  • アマゾン
  • 楽天市場
  • ヤフオク
  • メルカリ

韓国の銀食器の手入れ方法

ステンレス製の食器は傷やサビ、衝撃にも強くにおい移りもないので扱いは簡単です。
水滴をきれいに拭き取れば、シンプルな手入れでも変色することはありません。
しかし、銀製の食器の場合は手入れを怠ると黒く変色し、輝きが損なわれてしまいます。
この黒い変色はサビではなく、硫化と言われる現象です。
ここでは、身近なものを使った銀食器の手入れ法についてご紹介します。

【用意するもの】

  • 塩 大さじ1
  • アルミ箔 適当な大きさに切っておく

【手入れ方法】

  1. 銀食器のぬめりや、ぬるぬるした油汚れなどをきれいに洗い流す
  2. 鍋に銀食器が入るくらいの水を入れ沸騰させ、塩を入れて切ったアルミ泊を入れる
  3. 銀食器を入れて再沸騰させ約5分煮る
  4. お湯が冷めたら取り出し、流水でよくすすぐ

韓国の銀食器を買い取りしてもらうには

韓国の銀食器を買い取りしてもらうには、買い取り業者に依頼しましょう。
陶磁器等の場合は産地や作家などで買取相場は変わってきますが、銀食器の場合、銀の買い取りに力を入れている業者がおすすめです。
次のような業者が、銀の買い取りに強いと評判です。

  • 買取110番…電話:0120-110-928(御徒町店直通)
  • 大黒屋…電話:0120-188-300(電話1本ですぐに査定に対応)
  • 高く売れるドットコム…電話:0120-503-864(WEB査定あり)
  • 日晃堂…電話:0120-961-491(買取専門のオペーレーターが対応)

銀製品を高く買取りしてもらうためにおさえたいポイント

銀食器以外にも、アクセサリーなどの銀製品をお持ちの方も多いでしょう。
お手持ちの銀製品をお金に換えたい時に、知っておくと良いポイントがあります。
高く買取してもらえる銀製品の特徴についてご紹介します。

  • 銀の含有率が高いもの
  • アクセサリーなら、人気ブランドのもの
  • 海外で発行された銀貨や、コレクターに人気の記念メダル

100均にある韓国の銀食器風カトラリー

本格的な銀食器風カトラリーを揃える前に、まずは使用感などをリーズナブルに試してみたいものですよね。
そのような場合におすすめなのが、100均です。実は、100均にもステンレス製の食器が充実しています。
手軽に韓国風の食器を使ってみたい時にいかがでしょうか。

まとめ

銀色の食器は、韓国の昔からの定番食器だったようです。
現代ではステンレス製のものが多いですが、リーズナブルに用意できるという利点があります。おしゃれな銀色の食器で、韓国の歴史や文化に思いを馳せながら食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

こちらも合わせてご覧ください。

同じタグが付いた記事を読む