【大正時代のガラスの食器】魅力やおすすめの食器、お手入れ方法

:2022/08/18

大正時代 ガラス 食器

ガラスの食器と言えばどのような形の食器を思い浮かべますか?

大正時代のレトロなガラスの食器は、現代にはないデザインで温かみを感じるものが多く人気があります。

この記事では、そんな大正時代のガラスの食器についてをご紹介します。おすすめの食器や、ガラスの食器の洗い方、やってはいけない手入れや、大正時代の食器を売ることについてもご紹介します。ぜひ参考にしてください。

大正時代のガラスの食器について

普段何気なく使用しているガラスの食器。昔のデザインは現代のデザインと違い、どこか温かみを感じる方もいらっしゃると思います。なぜ、レトロな食器は人気があるのでしょうか。

ガラスは日本に縄文時代のころからあるとされていますが、複雑なものが作れるほどの技術はなく平安時代に1度途絶えたと言われています。

その後、ガラスが日本に入ってきたのは江戸時代で、歴史はそこまで古くありません。

江戸時代に西洋医学の道具の1つとしてガラス製品が入ってきたと言われていて、ガラスを作る技術が日本へ伝わりました。

そして、明治時代以降になって食器類の製造へと変わっていったと言われています。

大正時代にはガラス食器の製造が盛んになりさまざまなデザインが作られました。そして現在では高い技術を持ちさまざまなガラス製品が作られています。

現代のガラス食器はシンプルできれいなものが多くありますが、大正時代のガラス食器はガラスの揺らぎやいびつさを感じるものもあります。

手作業ならではの温かみや現代にはない風合いが感じられるのが、人気の理由です。

おすすめの大正時代のガラスの食器

ガラス製品は時代によってさまざまな作り方がされいろいろなデザインが生まれました。
大正時代のガラスの食器で有名なのは「乳白あぶりだし技法」で作られた食器です。

乳白あぶりだし技法で作られた食器は、乳白色の模様が特徴でかわいいので人気があります。

乳白あぶりだし技法は、ガラスの中に特殊な原料をいれ、急激に温度差を加えて乳白色の模様を浮かび上がらせます。

乳白色に絵をつけたものとは違い、ほのかな色合いで儚い印象を与える食器です。

職人の手で1つ1つ丁寧に作られた食器は特別なものです。食器は普段使うものです。だからこそ特別な食器は喜ばれます。父の日や母の日、結婚祝いなどギフトでプレゼントするのもおすすめです。

大正時代のガラスの食器を優しく洗う

大正時代のガラスの食器をできるだけ長い期間きれいな状態で使いたいなら洗い方に注意する必要があります。

食器は使うと汚れが付きます。
ぬめりや臭いを取ろうとゴシゴシ洗うと食器に傷をつけてしまいます。
ガラスの食器を洗う方法をご紹介します。

  1. 指輪などガラスに傷をつける恐れのあるものを外しましょう。
  2. ぬるま湯を使って汚れを軽く落とします。
  3. ぬるま湯に食器用洗剤をいれガラスをつけます。
  4. 柔らかいスポンジを使って優しく洗います。
  5. ぬるま湯を使って洗い流します。
  6. 最後に水気を切って、乾いた布で拭いたら終了です。

普段水切りカゴなどで食器を乾燥させる方もいらっしゃると思いますが、水がついたまま放置すると水垢がついてしまいます。
柔らかい専用の食器用の布などを使ってしっかり水気を取りましょう。

大正時代のガラスの食器にしてはいけない手入れ

ガラスは温度の変化や高温に弱い素材です。洗浄するときにやってはいけないこともあります。

1つ目は温度変化に気をつけることです。油汚れがついた時などに熱いお湯をかけて落とそうと考える方もいらっしゃると思います。ですが、ガラスの食器は急な温度変化に弱いので、熱湯をかけると割れる恐れがあります。急に温めるのはやめましょう。

また、急に冷やされることにも弱いです。急激な温度変化がないよう気をつけましょう。

2つ目は、金属の食器や陶磁器と一緒にしないことです。ガラスは傷が付きやすいので、触れ合うと傷がついてしまいます。触れ合わないよう気をつけましょう。

3つ目は、たわしや研磨剤入りのクレンザーなどを使ってはいけません。細かい傷が付き曇ってしまいます。汚れが落ちない、変色しているからといってこのようなものを使ってゴシゴシ洗わないよう気をつけましょう。

大正時代のガラスの食器は売れる

大正時代のガラスの食器は、取り扱いのある店舗や楽天などの通販などで販売されています。

また、中古などで売り出されていることもあります。購入を考えている方は、リサイクルショップなどをのぞいてみるのもおすすめです。レトロなおしゃれな食器が安い値段で購入できることもあります。

反対にガラスの食器は捨て方にルールがあり面倒なので、使わない食器が家で眠っているという方もいらっしゃると思います。

大正時代のガラスの食器が家で眠っているならリサイクルショップなどに売るのもおすすめです。買い取りを行っている店舗に持っていきましょう。

まとめ

この記事では大正時代の食器についてご紹介しました。大正時代の食器は1つ1つ手作業で作るので、温かみを感じます。

はかなく淡い印象を与えるものが多くあり、普段の食器とは違う風合いを感じることができます。

正しい洗い方をし、長くきれいな状態でレトロでおしゃれな食器を楽しみましょう。

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