【銀の食器の手入れ方法】日常や変色後のお手入れ

:2022/07/23

銀 食器 手入れ

銀の食器はきれいな光沢やツヤが魅力で、食卓などを特別なものへと変えてくれます。銀の食器はきちんとお手入れしていないと、美しさを失ってしまいます。

この記事では、銀の食器の日常のお手入れ方法や変色する理由、変色した時のお手入れ方法をご紹介します。

また、やってはいけないお手入れ方法や保管方法もご紹介するのでぜひ参考にし、銀の食器の美しさを保ちましょう。

銀の食器の日常のお手入れ

銀の食器を美しく保つためには日常のお手入れが重要です。汚れがついたものを長時間放置すると、くすみや黒ずみの原因にもなります。

使ったらすぐに洗うことを心がけましょう。洗い方をご紹介します。

銀の食器のお手入れに必要な物

  • 柔らかいスポンジ
  • 食器用洗剤
  • 柔らかい布やタオル

銀の食器の洗い方

  1. ぬるま湯ですすいで汚れを落とします。
  2. 食器用洗剤をスポンジにつけて優しく洗います。
  3. ぬるま湯か水でしっかりすすぎます。
  4. 柔らかい布やタオルなどで水気が残らないよう拭き上げます。

汚れがこびりついているときは、ぬるま湯に少し食器用洗剤を加えてつけておきましょう。
力強くこすると傷をつけるので絶対にやらないようにしましょう。

また、毎日使っていると、めんどくさいと感じてしまいます。
ですが、水がついたまま放置すると水滴のあとがついてしまいます。

使ったら正しい方法でお手入れをして、きれいな状態を保ちましょう。

銀の食器が変色する理由

銀の食器を保管しているといつのまにか黒ずんでいることがあります。
これはサビているのではありません。

銀の食器は空気に含まれる硫黄と銀が反応し黒ずみます。
空気にふれると自然と変色してしまうので、変色を避けることは難しいです。

そして厄介なのが、黒ずんでしまうと、水や洗剤で洗っても落ちないことです。
使い始めてすぐに黒ずんでしまうと残念ですよね。

黒ずみができないよう、使ったらすぐにお手入れをしましょう。
また、黒ずみができてしまった場合のお手入れ方法を下記でご紹介します。

変色した銀の食器のお手入れ方法

銀の食器は変色してしまった場合のおすすめのお手入れ方法をご紹介します。
家にあるものを使って簡単に落とすことができます。

アルミ箔を使ったお手入れ

  1. 銀の食器が入る鍋に、食器がしっかりとつかるくらいの水を入れ沸騰させます。
  2. 沸騰したら、塩大さじ2ほどとアルミ箔を入れます。
  3. 銀の食器をいれ5分ほど煮ます。
  4. 食器を取り出してすすいで拭き上げれば黒ずみがきれいになります。

重曹を使ったお手入れ

  1. プラスチックの容器にアルミ箔を敷いて銀の食器を置きます。
  2. お湯を沸かし食器が浸かるくらい熱湯を入れます。
  3. お湯1Lに対して大さじ1ほど重曹を入れます。
  4. 熱湯が冷めるまで放置し、すすいで拭き上げれば黒ずみがきれいになります。

どちらのやり方も簡単です。
手順をしっかり確認しながら黒ずみを落としましょう。

また、シルバーフォームやシルバースプレーなど銀食器のケア商品もあります。
ネット通販などで購入することも可能です。1つ1つ仕上げるので手間ではありますが、とても簡単にきれいにできます。

やってはいけない銀の食器のお手入れ方法

銀の食器を美しく保たせたいならやってはいけないお手入れ方法もあります。
お手入れを間違えるとツヤがなくなったり、シミができたり残念な見た目になります。

まずは、クレンザーを使って洗わないことです。
クレンザーで洗うのはやすりで削っているのとかわりありません。
食器に傷をつけてしまうのでやめましょう。

たわしで洗うのも同じです。
食器に傷がついて光沢がなくなってしまいます。
食器を洗う時は柔らかいスポンジで優しく洗うことが大切です。

次に漂白剤です。
臭いや汚れをとってくれる漂白剤ですが、漂白剤をつかうとツヤがなくなりシミがつく恐れがあります。
使わないようにしましょう。

また、食洗機を使うのも控えた方が良いです。
食洗機専用の洗剤は銀の食器にシミがつく恐れがあります。
洗っている間に食器同士がぶつかり合い傷がつく可能性もあります。

ステンレス製の食器とくっついたまま洗うと変色してしまう恐れもあります。
銀の食器をきれいに保ちたいなら使わないようにしましょう。

銀の食器の保管方法

上でも説明したように、銀の食器は空気にふれることで黒ずんでしまいます。
保管するときは、できるだけ空気に触れさせないようにすることが大切です。

使う頻度が高い場合は、使ったらしっかりと汚れを落とし拭き上げて、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。

他の食器を取るときのドアの開閉で空気にふれることになるので、銀の食器専用の引き出しをつくり保管するのがおすすめです。

長期間使わない場合は、銀の食器を布やキッチンペーパーで包んで、乾燥剤とともにジップロックなど密閉性の高い袋に入れて保管しましょう。

また、銀製品の変色を防ぐ専用の袋やシートが売られています。長期間使用しない大事な食器はこのような専用の袋を使うことをおすすめします。
しっかりお手入れをし銀の食器の美しさを保ちましょう。

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