ナチュラルな風合いがおしゃれな木製食器。軽くて割れにくいので、毎日使いたい木製食器ですが、電子レンジも使えると便利ですよね。
この記事では、電子レンジで使える食器の特徴や見分け方、電子レンジ対応の木製風食器についてまとめました。また、木製食器を電子レンジで加熱するとどうなるのかについてや、木製食器を長く使うためのお手入れ方法についてもご紹介します。
木の食器は電子レンジ使用不可?
冷凍うどんやとうもろこしなど食材を温めたり、ゆで卵や茶碗蒸しを作ったり、簡単な使い方で炊飯さえもできる電子レンジ。
電子レンジは大変便利なので、毎日の食事作りには欠かせないという方も多いでしょう。
夏などは、火を使わず加熱調理ができるので重宝するシーンも多いです。
一見万能に見える電子レンジですが、電子レンジ使用不可の食器もありますよね。
電子レンジ使用不可の食器で代表的なものが、木の食器ではないでしょうか。
一般的に木の食器は、レンジに対応していないものが多いです。
木の食器は軽く割れにくい上、熱が伝わりにくいので持っても手が熱くならず、口当たりもソフトというメリットがあります。
何より、自然の木目が活かされたナチュラルな風合いで、お皿に盛った料理がとてもおしゃれに見えます。木の皿に盛っただけで、いつもの食事がカフェでの食事になるようだと木の食器は人気があります。
割れにくいので、小さなお子様も安心して使うことができるでしょう。
そのようにメリットがたくさんあるので、日常的に使いたい木の食器。
木の食器が電子レンジに使えるとしたら、非常に便利で家事もより楽になるでしょう。
電子レンジに対応している木の食器はないのでしょうか。
電子レンジに対応できる木の食器はあるのか
一般的に木の食器は、電子レンジに対応していないものが多いとご紹介しました。
実際、レンジに対応している木の食器は大変少なく、見つけるのは難しいようです。
しかし、電子レンジが使用可できる木製風食器なら、素敵なものをたくさん探すことができました。
電子レンジが使えるか使えないかは、小さな違いなようでいて大きな違いですよね。
食事の準備など、家事の便利さも大きく違ってくるかもしれません。
電子レンジOKの、おしゃれな木製風食器についてご紹介します。
電子レンジに対応できる木製風食器
見た目は木製のようにナチュラルなのに、電子レンジも食洗機も使用できる、おしゃれで使い勝手の良い木製風食器をご紹介します。
NH home
いつもの食事がカフェ風になる、おしゃれなNative Heartの木製風食器です。
木目など木の質感はそのままに、すべて電子レンジと食洗機が使用可能です。
商品はそれぞれナチュラル・ブラウン・ダークブランの3色があります。
以下にご紹介したほかにも、ウッド調のコースターやトレー、電子レンジに対応している山中塗りの合成漆器も販売しています。
ナチュラルな風合いを活かしたまま、レンジや食洗機に対応している商品が充実していますので、気になる方は検索してみると良いでしょう。
食器の種類別に、取り扱い商品をご紹介します。
- 木目プレート…スクエアワンプレート(L・BIG)・ワンプレート・オーバルプレート・ラウンドプレート(S・M・L)・アウトドアプレート
- ボウル…スープボウル(S・M・L)・シリアルボウル・木目ボウル(S・M・L)・木目サラダボウル・スクエアボウル(S・M・L)
- 木目カップ…マグカップ・木目スタッキングボウル・アウトドアボウル
宮本産業Seeシリーズ
石川県にある宮本産業では、日本の伝統的な食文化と実用性が融合した現代のライフスタイルにあう実用的な器を製造しています。
宮本産業では、軽く割れにくくナチュラルな風合いはそのままに、電子レンジや食洗機もOkの山中漆器Seeシリーズが人気です。
漆器というと扱いが難しいイメージがあるかもしれませんが、飽和ポリエステル樹脂とABS樹脂の合成品なので大胆に扱っても傷がつくにくく、割れにくいという特徴があります。
しかもプラスチックのようにありふれた感じがなく、高級感もあるのが魅力です。
以下にご紹介するシリーズは、すべて電子レンジと食洗機に対応しています。
カラーは、木製の風合いを表現したライトブラウンとダークブラウンの2色があります。
- 仕切りありランチ皿(小・大)…(小)税込価格880円(大)1,100円
- 汁椀 …税込価格660円
- タンブラー…税込価格660円
- ポット…税込価格2,200円
- どんぶり…税込価格880円
- 麺どんぶり…税込価格1,100円
- プレート(S・L)…(S)税込価格550円(L)1,100円
- 花型ボウル…税込価格660円
- 花型スープカップ…税込価格880円
電子レンジに対応している木の食器の見分け方
食器を使う際、電子レンジで使えるのかと不安に思ったことはないでしょうか?
うっかり電子レンジNGの食器をあたためて、割れることがあっては大変です。素材によっては溶けることもあるかもしれません。
インターネットで調べたり、取扱説明書を読み直すのは面倒ですし時間もかかってしまいます。
そこでここからは、電子レンジが使用できる食器の見分け方についてご紹介します。
電子レンジに対応している木の食器の見分け方は、まずは表示を確認することです。
木の食器の場合、ほとんどレンジについては使用不可になっているでしょう。
しかし、特に表示がない場合は迷ってしまいますね。そのような時は素材を確認してみましょう。
電子レンジが使える食器の素材
- 耐熱ガラス…レンジOKのガラス容器には「電子レンジ用」の表記がある
- 陶器・磁器…ただし、金属や色絵が使用されているものは、塗装がはがれたり金属が燃える場合があるので使用不可
- 耐熱温度が140度以上のプラスチック、シリコンの食器
電子レンジが使えない食器の素材
- 木製の食器
- 金属の食器
- プラスチックの食器
- 耐熱性ではないガラスの食器
電子レンジ使用不可の木の食器をレンジで加熱したらどうなる
木製や金属、プラスチックや耐熱性ではないガラスの食器は、電子レンジの使用に適していませんが、なぜ木製の食器は電子レンジの使用がNGなのでしょうか。
そして、もし木製の食器を電子レンジで加熱してしまったら、どうなってしまうのでしょうか。
まず、電子レンジはマイクロ波によって水分を振動させて加熱するという仕組みになっています。
木製の食器は水分を多く含む素材なので、電子レンジを使用すると熱くなりすぎて割れたり変色したり、膨張して変形する恐れがあります。
無印の木製食器などをうっかり電子レンジで加熱した結果、変色してしまったというケースもあるようです。
補修するのは大変なので、最初から木製の食器は電子レンジで加熱しないことが一番ですね。
また、木の食器は食洗機やオーブンなどの使用もできないものが多いです。
水を含んだ状態で高温にさらされると、割れることもありますので注意しましょう。
木製食器のお手入れ方法
※汚れ こびりつき 残り 匂い 匂い取り ねっとり ぬめり 消毒 熱湯 ハイター 黄ばみ 布 内側
長く使うための、木の食器のお手入れ方法のポイントについてご紹介します。
- 使用後はなるべく早く洗い、汚れのこびりつきや匂いの付着を防ぐ
- 木材が水を吸わないように、水に長時間つけ置きしない
- カビが生えないよう、濡れたまま放置しない
- 直射日光ではなく、日陰でしっかり乾燥させる
- 乾燥するので冷蔵庫に入れない
- 洗ったあとは柔らかい布などですぐに拭き、水分の残りがないようにする
- 匂い取りには重曹やレモン汁を使う
- 表面がカサついてきたら、オリーブオイルやサラダ油などを薄く塗って乾燥させる
- ねっとりしたぬめり汚れには、中性洗剤とスポンジで洗う
- カビには熱湯消毒などで対応し、ハイターなど漂白剤は使用しない
- 食器の内側についた黄ばみは、メラミンスポンジなどで擦り落とすことも有効
まとめ
木の食器で電子レンジに対応できるものは大変少なく、探すのが難しいようでした。しかし木製風食器なら、電子レンジに対応できるおしゃれなものがたくさんありましたね。ナチュラルな風合いを活かしつつ電子レンジも使いたい方は、ご紹介したような木製風食器を検討してみると良いかもしれません。木製食器は電子レンジで加熱すると変色や変形したり、割れたりすることがありますので注意しましょう。