アカシア食器が熱いものに弱い理由とNGな使い方

:2022/10/20

アカシア 食器 熱いもの

木の温もりと柔らかな手触り、そしてなんといってもおしゃれな見た目で大人気のアカシア食器はそもそも耐久性も高く、使い方を誤らなければ長く愛用できます。
そこでこの記事では、熱いものに弱いと言われるアカシア食器の特徴や、NGな使い方、逆に冷たいものを入れるのはOKかなどについてご紹介します。
また熱いものでダメージを受けたアカシア食器の上手な活用法や、アカシア食器を長持ちさせるコツについてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてアカシア食器を長く愛用してください。

なぜアカシア食器は熱いものに弱いのか

料理は味はもちろんですが、見た目もとても重要です。
木の温もりとおしゃれな風合いが魅力のアカシア食器は、料理をそのまま盛り付けるだけで、カフェのようなすてきな一品に早変わりさせてくれるとあって大人気です。
例えば野菜サラダをアカシアのボウルに盛り付けたり、サンドイッチやトーストをそのまま皿に並べただけでもとてもおしゃれに見えるのが魅力です。

またアカシアの木の材質は、乾燥後の収縮が少なく、耐久性の高い丈夫な素材のため食器だけでなく家具やフローリングなどとして広く利用されています。
そんなおしゃれですてきなアカシア食器ですが、木製食器のため陶器などほかの食器と違い熱に弱いという特徴があります。
熱い料理を盛り付けると急激な温度変化の影響で食器表面にシミができたり、熱いものを入れると油分が抜けて白っぽく変色してしまうもの、色移りしてしまうものもあります。

熱いものに弱いアカシア食器のNGな使い方

熱に弱いアカシア食器。
ここではNGな使い方の具体例をご紹介します。

まず第一に避けたいのは、電子レンジと食洗機の使用です。
アカシアだけでなく熱に弱い木製食器は、加熱によって食器内の素材がもろくなり、変形したり、ひびが入ったり、割れてしまうこともあるため基本レンジ、食洗機の使用はNGです。

また温度変化にも弱いため、冷蔵庫での保管も避けましょう。
アカシア食器を冷蔵庫に入れたままにしておくと、食器内の水分が乾燥してひび割れの原因になってしまったり、表面のコーティングが剥がれてしまうこともあります。
そのため、サラダなどを盛り付けた際も冷蔵庫に保管しないように気を付けてください。

このほか、アカシア食器には他の食器に比べるとにおいが移りやすいため、においが強い料理を長時間入れてしまうと、洗ってもにおいが落ちにくくなってしまうこともあります。
また熱い料理を入れることで、木のにおいが強く出る場合もあるので気をつけましょう。
さらに長時間水に漬けることで水分が染み込み、乾いたときにひび割れでしまったり、カビの原因にもなるのでこちらも注意が必要です。

熱いものに弱いアカシア食器は冷たいものには強いのか

先ほども少し触れましたが、熱いものに弱いアカシア食器ですが、長時間の冷蔵庫の使用も乾燥につながるため避けたほうが良いでしょう。

ただし木製食器には熱を伝えにくい保温性能があり、温かい料理は温かいまま、冷たいサラダやデザートは冷たいまま楽しむことができます。

デザインやサイズ、種類も豊富にそろっているのでサラダだけでなくいつもとは違ったデザート用の皿として使用するのもおすすめです。

熱いものでダメージを受けたアカシア食器の上手な活用法

ここでは、ひびが入ったり色落ち、色移りしてしまって食器として使うことができなくなったアカシア食器の再利用の方法をご紹介します。

見た目がおしゃれなアカシア食器は、ナチュラルなインテリアとしての活用もぴったりです。
ひびが多少入っていても、個包装されたお菓子などを入れたり、果物をそのまま入れてキッチンに並べておくだけでもおしゃれに決まります。
また物がごちゃごちゃとしてしまいがちなデスク周りで、ステーショナリーを整理する見せる収納としても活用できますし、観葉植物などの鉢カバーにしてもすてきです。

比較的お値段も手頃なアカシア食器ですが、ダメージがあるからといってすぐに捨てることを考えるよりもさまざまな容器としても長く活用できると嬉しいですよね。

最後に‐アアカシア食器を長持ちさせるコツ

最後にここではアカシア食器を長持ちさせるコツをご紹介します。

  • アカシア食器は使用後は放置せず、できるだけ早く汚れを洗い流しましょう。
  • 汚れの取り方、洗い方は普段使っている食器用洗剤とやわらかいスポンジなどでOK。
  • 洗った後は、布巾で水分を拭き取り、直射日光の当たらない場所で陰干ししましょう。
  • 保管の際にも変色や変形を防ぐためにも直射日光は避けてください。

使っているうちに表面のつやがなくなったりかさついてきたら、専用の保護材もしくはオリーブオイルをキッチンペーパーなどで薄く延ばしてから少し置いて、乾いたやわらかい布で磨くとつやが復活しますのでぜひお試しください。
こちらのお手入れはオイルメンテナンスと呼ばれ、頻度は2カ月に一度くらいがおすすめです。

少し取り扱いに注意が必要なアカシア食器ですが、正しく使いお手入れをすることで長く愛用できます。ぜひお気に入りの食器を長くきれいに使ってください。

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