衛生的なステンレスの犬用食器について

:2022/08/05

犬 ステンレス 食器

犬用の食器には主に3つの素材があり、中でも衛生的で扱いやすくメリットが多いのはステンレス製の食器だと言われています。
そこでここでは、ステンレス性の犬用食器のメリット・デメリットをはじめ、おすすめのステンレス製食器、早食い防止機能付きのものや食器台、おしゃれなものまでご紹介します。
また犬用ステンレス食器のお手入れ法や、ステンレスの食器だと食べない犬もいるのはなぜか、ステンレスの食器のアレルギーの危険についてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

犬の食器・ステンレスのメリット・デメリット

犬用の食器に使われる素材には主に3つの種類があります。

  • ステンレス
  • プラスチック
  • 陶器

素材によってそれぞれ特徴が違い、ステンレス製なら硬度が高く噛んでも壊れる心配がありません。また落としても割れることがない点、傷が付きにくく耐久性に優れている点、汚れが付いても簡単に落とすことができ衛生的な点など、メリットが多い素材と言えます。ほかにもプラスチックに比べアレルギーの心配も少ないのもおすすめの点です。

デメリットはお値段が少しだけ高い点、あまりにも強い衝撃を与える変形したり傷がついてしまうこともあり、そうした場合はそこからサビが出てしまう場合があります。
とはいえ、日常使いではメリットが大きく、またサイズや形状も豊富にそろっているので、犬用としてはおすすめの食器と言えます。

おすすめのステンレス製犬用食器

愛犬の食器を選ぶなら、機能やデザインにもこだわりたいですよね。ここではおすすめのステンレス製食器をご紹介します。
ここで紹介している食器は楽天やamazonなどのネット通販でも購入可能なので、気になるものがあればぜひチェックしてみてはいかがでしょう。

早食い防止食器

勢いよくガツガツ食べてしまう犬には、皿の中央が盛り上がったドーナツのような形状で早食い防止機能がある食器がおすすめです。

「Classic(クラシック)」の『犬用 スローゴー ステンレススチール製 ボウル 早食い防止』なら、ステンレススチール製でシンプルな作りで洗いやすく食洗機の使用もOK。
勢いよく舌で食器を押してしまうタイプの犬でも、滑り止めの機能がプラスされているので安心です。

「Durapet(デュラペット)」の『ステンレス製ペット用ボウル スローフィードボウル』も600gと重量があり、また底面のラバーリングによって安定性があるので、ガツガツ食べちゃう犬にも最適です。

食器台

高齢の犬や食事をのどに詰まらせてしまったり、食事の時にむせてしまうことが多い犬、また食後にゲップをする場合は、食器を置く場所を高くできる食器台を利用すると良いでしょう。
食事をとる位置が低いと、犬の首や胃腸にも負担をかけてしまう可能性があるので、大型犬や高齢の犬には特におすすめです。ステンレス製のものにもデザイン、サイズなどさまざまあり、水入れとフード入れのふたつがセットになったものにはスタイリッシュなものもそろいます。

食器台を利用すれば、床よりも高い位置で食事ができるので、首や腰への負担も少なく、ストレスなく食事をとることができますよ。

食器台には犬猫兼用のものもあります。

おしゃれ

かわいい愛犬にはおしゃれな食器を選びたいという方もいらっしゃるでししょう。そこでおすすめなのは、シンプルながら洗練されたデザインのキャンプ用品が人気のアウトドアブランド「snow peak(スノーピーク)」のステンレス製の食器です。

『スノーピーク フードボウル』は、厚さ1.0mmのオールステンレスでできている頑丈な食器で、鏡面加工された内側にはロゴマークが施され、外側はマットに仕上げることでスノーピークらしいおしゃれなデザインとなっています。もちろんオールステンレスで衛生的。
小型犬にぴったりのSサイズから中型犬用のMサイズ、大型犬用のLサイズがラインナップされています。

犬用ステンレス食器のお手入れ法

毎日使用する犬用食器も、ステンレス製なら手軽に洗うことができるのが魅力です。特に水用の食器も犬の唾液や雑菌でぬめりが発生してしまうので、使用のたびに洗うのがポイントです。
先ほども少し触れたように、ステンレス製なら食洗機を使用することも可能ですが、すでにぬるぬるが発生している場合には、食器用洗剤を使ってしっかり洗いましょう。
また、ぬめりがなかなか落ちない場合には、酸素系の漂白剤を使ってぬめりを落としてください。

そもそもぬめりを防止するためには、こまめな洗浄が必要なので、毎日のお手入れを欠かさずに行いましょう。

ステンレスの食器だと食べない犬もいるのはなぜ?

ここまで、頑丈で洗いやすいステンレス製の食器をおすすめしてきましたが、中にはステンレスの食器だと食事を食べない犬もいるようです。
その理由は、ステンレスの食器が鼻先に触れたときの感じや音に馴染めないというもので、ステンレスの食器で食べるのを嫌がります。
食事をとることがストレスになってしまうと健康にも影響が出てしまうので、そうした傾向が見られたら食器の素材を変更することを検討してください。

落としたりして割れる心配はあるものの、陶器製の食器なら電子レンジ使用がOKなものもあり、食事をふやかしたり温めてあげたいときにも良いでしょう。

ステンレスの食器にはアレルギーの危険も

プラスチック製に比べ、アレルギーの心配が少ないステンレス製の食器ですが、中にはステンレスや金属製の食器にアレルギー反応を示す犬もいます。

プラスチック製の場合はデザイン性が高くかわいいものも多いため、ペットショップなどの店頭によく並んでいますが、アレルギーを起こす可能性も高く、また傷付きやすく、そこに雑菌が繁殖してしまう危険があるためあまりおすすめできません。

ステンレスでアレルギーを起こしてしまった場合には、陶器製の食器に変えて様子を見てあげましょう。

最後に

ここの記事では、衛生的で扱いやすいステンレスの犬用食器についてご紹介してきました。食洗機を使うことができ、洗いやすいのは大きな魅力ですよね。しかし、中にはステンレスの食器が苦手な犬やアレルギーを起こしてしまう犬もいるため、そうした場合は、陶器の食器をおすすめします。食事は大切な愛犬の健康を左右する大切なものなので、ぜひ最適なものを見つけてください。

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