食器用スポンジが臭い理由や嫌な臭いを消す方法

:2024/01/04

食器用スポンジが臭い理由や嫌な臭いを消す方法

食器用スポンジの気になる臭い。
いくら状態が良くても、臭いが残ったスポンジで洗うのは嫌なものです。

そこで今回は、食器用スポンジが臭い理由や臭いを消す方法、普段のお手入れ方法など、食器用スポンジの嫌な臭いを除去する方法をご紹介します。

不衛生なスポンジで洗うのは、健康のためにも避けたいですし避けられるもの。
清潔なスポンジを使うよう心がけることが大切です。

食器用スポンジが臭い理由

食器用スポンジの臭いが気になることありませんか?
洗剤を使って洗っているのになぜ臭くなるのか不思議に感じますが、スポンジが臭くなる主な理由は雑菌です。

雑菌は水分が大好物なので、水気が多いシンクは雑菌が繁殖しやすい条件にぴったり。
水分と食品の残りかすによってスポンジの雑菌がどんどん増え、それが臭いの原因になるのです。

また、にんにくを使った料理やカレー、揚げ物油など、食べ物自体の臭いが強い場合もスポンジは臭くなります。
汚れが付着した状態でスポンジを使うと当然スポンジが臭くなるので、スポンジで洗う前に予洗いしたり、お湯と洗剤と溶かして泡立てた溶液を少し浸したりなど工夫すると、汚れも落ちやすく臭いも付きにくくなるのでおすすめです。

食器用スポンジの嫌な臭いを消す方法

基本的に食器用スポンジは、汚れをしっかり落とし、水気を切って乾燥させれば臭いは抑えられますが、それでも臭いがきつい場合は、以下の方法で臭いをある程度取ることができます。

  • 中性洗剤で泡立てて水で洗い流した後、日光に当ててしっかり乾燥させる
  • 水とキッチンハイターを混ぜた液にスポンジを数分浸け、水でしっかり洗い流し天日干しする
  • 60℃程度のお湯に重曹を入れて混ぜ、スポンジを30分ほど浸けて水で洗い流し、しっかり乾燥させる

共通するのは、最後にしっかり乾燥させること。
天日干しがベストですが、風通しの良い場所に立てかけるだけでもOK。
除菌効果もあるので、2〜3日置きくらいに上記の手入れをするのがおすすめです。

臭いがつきやすい食器用スポンジの普段のお手入れ

臭いがつきやすい食器用スポンジは、臭いが取れにくくなる前に普段からお手入れするのがおすすめ。
そこで、スポンジを清潔に保つための普段のお手入れ方法を手順に沿ってご紹介します。

  1. キッチンスポンジについた食べかすや汚れをしっかり落とす。
  2. スポンジに熱湯(75℃程度)をかけて熱湯消毒をし、すぐに水で冷ます。
  3. スポンジの水気をしっかり切り、水切れがよい場所に置いてしっかり乾燥させる。

熱湯消毒の場合、お湯にさらしたまま長時間放置すると逆に菌が繁殖しやすくなるので、放置せずにすぐに冷水で冷ますようにしましょう。

より簡単に済ませたい方は

時間がない時や体調が悪い時は、スポンジに食品にも使えるアルコールスプレーを吹きかけるだけでも効果があります。
後は風通しの良い場所で乾燥させ、使用前にすすぐだけと簡単なのでお試しください。
また、除菌効果のある洗剤を使ってスポンジ内の雑菌を除去する方法もあり、除菌効果のある洗剤を揉み込んで浸透させ、次に使うまでそのまま置いておくだけと簡単なのでぜひお試しください。

食器用スポンジの臭いが取れない時は

洗剤で洗っても熱湯消毒をしても、どうしても臭いが取れない時はどうすればいいのでしょうか。

食器用スポンジの臭いが取れない時は、思い切ってスポンジを取り替えましょう。

臭いが取れないままスポンジを使うと、コップなど臭いが移りやすい食器にスポンジの嫌な臭いがついてしまい不衛生です。
臭いが取れない場合は、スポンジの状態にかかわらず交換しましょう。
スポンジの状態が良く捨てるのがもったいない場合は、捨てる前にシンクなどの掃除に使うといいかもしれません。

スポンジはそれほど高価なものでもないですし、最近は100均でも、動物や花の形、モノトーンなどスポンジの種類も豊富に揃っているので、無理に使い続けるよりも交換した方が衛生的です。

食器用スポンジはいつまで使えるのか

見るからにボロボロになった食器用スポンジは、もうお役御免と捨てる気になりますが、一人暮らしで自炊をあまりしない方などは、スポンジもそれほど痛むことなく見た目はキレイな状態なことも多いです。

では、食器用スポンジはいつまで使えるのでしょうか。

食器用スポンジを取り替える目安は2〜3週間。
大体1ヶ月毎に交換するのがベストですが、あくまでも目安位で、これまでご説明してきたように、臭いや汚れが取れない場合は潔く取り替えたほうがベストです。

また、食器用スポンジにも、

  • 吸水性が高く触り心地が柔らかい「ウレタンフォーム」
  • 触り心地が硬く水に濡らすことで柔らかくなる「セルロース」
  • ウレタンフォーム素材をネットで包んだ「ポリエステル」
  • 繊維を絡ませたり貼り合わせて作られた布製の「不織布」

と素材や形、2層、3層になっているタイプと色々ありますが、泡立ちと水切れがいいのが、ポリウレタンの1層タイプです。
目が粗い方がより泡切れが良くおすすめです。

おわりに

ついつい長期間使ってしまいがちな食器用スポンジ。
普段のお手入れでスポンジについた臭いはある程度取ることができますが、食器用スポンジはこまめに取り替えることがもっとも大切です。
そもそもスポンジは消耗品。
100均などでも手軽に購入できるので、雑菌が繁殖して臭いが取れなくなる前に取り替えるのが一番です。
ぜひ参考にしてみてください。

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