離乳食が始まると、赤ちゃん用の食器を使うことになりますが、赤ちゃんが使う食器をどのように洗ったらいいのかわからない方もいらっしゃると思います。
赤ちゃんが口にするものなので、清潔、安全に気をつけたいですよね。
そこでおすすめなのが、離乳食の食器を洗う専用の洗剤を使うことです。
この記事では、離乳食の食器を専用の洗剤で洗うことについてや、いつまで使うべきなのか、洗うときの注意点についてご紹介します。
スポンジについてやおすすめの洗剤もご紹介するのでぜひ参考にしてください。
離乳食の食器は専用の洗剤で洗おう
生後6カ月頃になると離乳食が始まり、赤ちゃんの小さな口に合わせて小さい食器類を用意したり、かわいらしいものを使ったりすると思います。
この食器類をどのように洗ったらよいのか迷う方も多いと思います。
赤ちゃんが口にする食器類は赤ちゃん用洗剤で洗うのがおすすめです。
赤ちゃん用に作られた洗剤は、植物由来の優しい成分で作られたものが多く安心して使うことができます。
優しい洗剤ですが、しっかりと殺菌力もあります。
一般的な食器用洗剤も使うことは可能です。
しかし、一般的な食器用洗剤は洗浄力を上げるために界面活性剤が含まれています。
油汚れなどがよく落ちるので使いやすいですが、すすぎ残ししやすいので赤ちゃん用の洗剤としてはおすすめできません。
離乳食の食器はいつまで専用の洗剤を使うのかについて
離乳食を始めたら使い始めることがおすすめの赤ちゃん用の洗剤ですが、いつまで使ったらいいのかやめるタイミングがわからない方もいらっしゃると思います。
いつまでという決まりはありませんが、1歳すぎくらいを目安にするとよいと言われています。
赤ちゃんは4カ月～6カ月ころまでは母親から受け取った免疫力があるので免疫力は若干高めです。
ですが、徐々に免疫力が下がり、6カ月～1歳半ころまでは免疫力が下がると言われています。
1歳半ごろになると自然免疫が発達し始め免疫力が高くなってきます。
なので、1歳すぎくらいからは大人の食器を洗う洗剤で一緒に洗うことはできますが、すすぎ残しがないように気をつけましょう。
離乳食の食器を洗剤で洗うときの注意点
離乳食用の食器を使ってそのまま放置していると雑菌が繁殖する恐れがあるので、使ったらできるだけ早く洗うことが大切です。
洗い方は一般的な食器を洗うのと大きな違いはありません。
スポンジに専用の洗剤をつけ食器を洗い、水やお湯を使って流しましょう。
また、食器に傷をつけてしまうので、ゴシゴシ強くこすらないように気をつけましょう。
注意点としては、すすぎ流しがないようにしっかりとすすぐことです。
洗ったあとの食器を水切りラックなどにいれて乾燥させると水滴が残り雑菌がつきやすくなります。
自然乾燥を待つのではなく、清潔な布などを使い水気をとりしっかり乾燥させましょう。
離乳食の食器は消毒をする必要はありませんが、おろし金や裏ごし器など洗いにくいものは煮沸消毒をしたりすると安心です。
また、食洗機を使って洗うことも可能です。
しかし、この場合も洗い終わったあとに水気が残らないようすぐに水気をとることが大切です。
離乳食の食器用のスポンジを作ろう
食器を洗うときにスポンジを使いますが、このスポンジも赤ちゃん専用と大人用と分けるのがおすすめです。
大人用のスポンジは油分を多く含むものを洗うことも多く、スポンジにぬるぬるとした汚れが付きそれが移ってしまうことがあります。
また、生ものを切った調理器具を洗ったスポンジには菌がついている恐れがあります。
スポンジを兼用すると菌をつけてしまう恐れがあるので同じものは使わないようにしましょう。
食器用スポンジに水気がついたままにしておくと雑菌が繁殖する恐れがあります。
使い終わったスポンジも水気を切り、太陽の光に当てるなどして雑菌が繁殖しないよう乾燥させましょう。
また、においや変色などスポンジに変化がある場合はもちろんのこと、定期的に買い替えて清潔なスポンジで食器を洗うようにしましょう。
離乳食の食器を洗うおすすめの洗剤
赤ちゃん用の洗剤はいろいろなメーカーから販売されているので、購入するのに迷う方もいらっしゃると思います。
口コミで人気のおすすめの洗剤を3つご紹介します。
フロッシュ
フロッシュの「ベビーほ乳びん・食器洗い」は、無香料、無着色、無リンの洗剤です。
植物由来の洗浄成分でスッキリと汚れを落とします。
原液をスポンジに含ませて洗う使い方と、水1Lに洗剤0.6mlを入れて薄めることでつけ置き洗いもできます。
また、微生物によって分解され自然に還るので環境にもよい洗剤です。
液性は弱酸性で液体のプッシュタイプです。
肌荒れの原因のひとつのアルコールを取り除いているので、使う人の手肌に優しいです。
アラウベビー
アラウベビーの「泡ほ乳びん食器洗い」は、洗浄力に優れた無添加せっけんです。
泡タイプなのですみずみまできれいに洗えます。
また、天然由来のソホロースリピッドを配合することで、泡切れをよくしすすぎ残りがほとんどありません。
液性は弱アルカリ性です。
手荒れ予防のために植物エキスが配合されています。
泡ほ乳びん食器洗いは比較的値段が安く、容器だけでなく詰め替えも売っているのでコスパも良く使いやすいです。
ピジョン
ピジョンの「哺乳びん野菜洗い」は、100％食品用原料成分を使用した洗剤です。
哺乳瓶野菜洗いと記載がありますが、離乳食用の食器の洗浄もできます。
液性は中性で液体のポンプタイプです。
植物性ですが洗浄力が高いので油汚れもすっきり流すことができます。
まとめ
この記事では、離乳食の食器を洗う洗剤について詳しくご紹介しました。
離乳食の食器は哺乳瓶のような消毒は不要ですが、安全、安心に食器を使うために専用の洗剤で洗うことがおすすめです。
1歳すぎくらいまでは専用の洗剤を使って洗うことがおすすめです。
洗い方の注意点もご紹介したので雑菌を繁殖させないよう気をつけましょう。
おすすめの洗剤も3つご紹介したのでぜひ参考にし、赤ちゃんの食器を安全に使いましょう。
