毎日、そして毎食必要な食器洗い。
洗い終わった際は、食器を置く水切りアイテムがあると便利です。
一般的に、キッチンには水切りかごを置くのが主流ですが、一人暮らしや少人数分として水切りかごを置くにはスペースがない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、省スペースで、さらにコンパクトに収納できる食器用の水切りマットについてご紹介します。
食器洗いの後に水切りマットを使うメリット
食器を洗った後に活躍する水切りかごは、食器を乾燥させるために便利なアイテムです。
しかし、一人暮らしもしくはキッチンペースが狭い方には邪魔な時もあるかと思います。
そのような時に便利な水切りグッズといえば、食器用の水切りマットです。
水切りマットを使用するメリットは、以下のとおりです。
- キッチンスペースを取らない
- コンパクトに収納できる
- 種類や素材が豊富
- 掃除がしやすい
このように、少量の食器の水切りとして活躍します。
また、水切りカゴに収まり切らない食器の水切りのサブとしても使えます。
さらに、複数の水切りマットを使用すれば、さまざまな使い方ができます。
食器用水切りマットの選び方
水切りマットは、素材や形、そして収納の仕方やサイズなどさまざまです。
ここでは選び方のポイントをお伝えしていきましょう。
サイズで選ぶ
キッチンスペースを使用する水切りマットは、そのサイズ選びがとても重要です。
そのため、水切りマットを使うスペースに合ったサイズを選びましょう。
また、日常で使用する食器の数や大きさもサイズ選びのポイントです。
水切りマットのサイズはメーカーによって異なりますが、小さめのサイズなら20〜30cm程度です。
また大判サイズなら、40cm以上のロングタイプやワイドタイプを選ぶと良いでしょう。
さらに、コンパクトに収納できるかも選び方のポイントです。
そのため、使用する時と使用後のサイズの両方をチェックしましょう。
素材で選ぶ
水切りマットはさまざまな素材があります。
- ポリエステル
速乾性の高いポリエステル製の水切りマットは扱いやすいところが魅力です。
- マイクロファイバー
とても細かく柔らかい繊維でできたマイクロファイバー製の水切りマットは扱いやすい素材です。
- セルロース
はさみでカットして使えるセルロース製の水切りマットは水気を絞ればすぐに使えます。
- 珪藻土
お手入れが簡単で速乾性のある珪藻土は、洗い物が多い時に便利です。
- シリコン
たたんだり丸めたり収納できるシリコン製の水切りマットは、食器に傷が付きにくいことでも人気です。
上記のように、素材の違いで選ぶことも大切なポイントです。
そのため、収納しやすいタイプなら、ポリエステルやセルロース、またはシリコン製を選ぶと良いでしょう。
そして、速乾性を求めるなら、珪藻土やマイクロファイバーがおすすめです。
消臭・抗菌効果で選ぶ
水切りマットは食器を置く場所なので、清潔さは気になるポイントと言えます。
そこで注目すべき点は、消臭や抗菌効果がある水切りマットかどうかです。
特に洗った食器を置く場所なので、水分がすぐ乾燥しないことでニオイや菌が発生します。
一度ニオイや菌が発生するとお手入れが大変です。
そのため、消臭や抗菌効果のある水切りマットはとてもおすすめです。
デザインや色で選ぶ
決して楽ではない毎日の食器洗い。
できるならテンションを上げて楽しく行いたいものです。
ここで大切なポイントは、好きなデザインや色の水切りマットを選ぶことです。
特にデザインや色のバリエーションが豊富な水切りマットなら、キッチンの雰囲気に合ったものが選べます。
例えば、北欧柄や花柄のタイプ、または猫などの動物柄、もしくは明るい色の水切りマットなら気分も明るくなります。
また、形も四角の他に円形タイプなどもあります。
おすすめの食器用水切りマット
それでは食器用水切りマットのおすすめ商品をご紹介します。
オカ:「Ag+抗菌水切り吸水マット」
抗菌効果の高い銀を使用した食器用の水切りマットです。
表面はパイル織り、そして裏面は速乾性の高いメッシュ素材を採用しています。
また、生地の間にはウレタンが入っていてクッション性にも優れています。
さらに、使用後は水切りマットに付属のヒモで吊して乾燥できます。
ニトリ:「水切り+抗菌吸水マットセット(フィール M)」
ポリエステル製の吸水マットに、食器の水切りスタンドがセットになった、水切りマットです。
お皿やコップなどを置くのに便利なスタンドは乾燥させやすいと評判です。
また、吸水マットは高い吸水力で、幅40cm、奥行き45cmで大きめのサイズです。
さらに使用後は折りたたんでコンパクトに収納できます。
イケア:「ニーショリド」
直接食器を置く、もしくは水切りカゴの下に置いて使うことも可能な水切りマットです。
適度な厚みで食器を守り、シンプルなデザインが人気です。
使用後は半分に折り、ループを使って収納できます。
山崎実業:「折り畳み水切りトレータワー」
食器から出た水をシンクに流せるタイプのシリコン製の水切りマットです。
マット本体に斜めの溝があるため、排水がスムーズです。
また、コンパクトに折りたたむことができ、フック穴がついているので収納に便利です。
さらに、耐熱性があるので、鍋敷きとしても活躍します。
カインズ:「マイクロファイバー水切り吸水マット」
ホームセンターのカインズオリジナルの水切りマットです。
本体のサイズが幅48cm、奥行き40cmなので、鍋やフライパンの水切りに便利です。
無印良品:「セルロースシート・3枚組」
植物由来のセルロースで作られた、吸水、速乾性に優れたシートです。
食器用の水切りとしてはもちろん、台拭きとしても活躍します。
また、3枚組なので、1枚は水切りマット、残りは台拭き用として使うことも可能です。
MUマテックス:「なのらぼ ドライングプレート」
吸水力やスピード、そして速乾力に優れた珪藻土製の水切りマットです。
サイズが選べるところも人気で、A4サイズの他、大判サイズ、スリムサイズがあります。
さらにカトラリー用の溝がついたタイプなら、少人数の1回分の食器洗いに便利です。
また、なのらぼの特別な機能の抗菌、脱臭効果でカビやニオイの発生を防ぎます。
食器用の珪藻土水切りマットの保管場所
珪藻土製の食器用水切りマットは、柔らかい素材のように折り畳む、もしくは丸める収納ができません。
そのため、どこかの隙間などに立てかけて収納をします。
珪藻土は強い衝撃に弱く、他のものと接触するような場所の保管には向いていません。
そのため、専用のラックなどを用意すると乾燥させやすく、取り扱いに困りません。
例えば、まな板用のラック、もしくはマグネットで冷蔵庫などに使えるラックなら省スペースで収納できます。
食器用の水切りマットのお手入れ方法
毎日の食器洗いに使う水切りマットは、使い続けることでニオイの発生や汚れが生じます。
また、水気を放置することでカビの心配もあります。
このようなトラブルを未然に防ぐには日頃のお手入れが大切です。
布製の食器用水切りマットなら、洗濯機で洗えるタイプも多いので便利です。
また、漂白剤が使えるなら、定期的に消毒すると清潔さを保てます。
さらに、珪藻土の食器用水切りマットなら、細かい目のやすりで優しく削ると汚れが取れます。
ただし、比較的耐久性の高い食器用の水切りマットでもいつかは劣化します。
そのため、変形や変色、もしくは汚れが目立つようになったら交換をしましょう。
まとめ
コンパクトな収納が可能で、素材や種類の豊富な食器用の水切りマット。
購入される時は、
- 使いやすいサイズ
- 吸水や速乾性のあるタイプ
- 消臭や抗菌効果のあるもの
- キッチンに合うデザインや色
以上の4点をポイントに選ぶと良いでしょう。
ご自宅のキッチンに合ったマットを選べると良いですね。