シンク下に食器を収納するのは汚いのか-食器収納アイデアも

:2024/01/02

シンク下に食器を収納するのは汚いのか-食器収納アイデアも

初めての一人暮らし。
キッチンが狭く収納棚を置くスペースがないため、シンク下に食器を収納してみたいが、なんだか汚い気がする…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、汚いイメージがあるシンク下に食器を収納するのは”あり”か”なし”か、シンク下に食器を収納するのを汚いと感じてしまう理由やシンク下の食器収納アイデアなど、シンク下の食器収納についてお伝えします。

賃貸で食器収納に悩んでいる方必見です。

汚いイメージがあるシンク下に食器を収納するのは”あり”か”なし”か

結論から言えば、シンク下に食器を収納するのは”あり”です。
その理由をみていきましょう。

  • 収納しやすく取り出しやすい
  • 食器棚が不要になるのでキッチンが広くなる
  • 必要なもの、不要なものを仕分けるきっかけになる

以上のメリットがあります。

特に食器やキッチンアイテムが少ない一人暮らしの方は、シンク下を上手く活用することで、狭いキッチンも効率的に使うことができます。

シンク下に食器を収納するのを汚いと感じてしまう理由

シンク下に食器を収納するメリットがある反面、食器を収納するのは嫌だな…と躊躇してしまうこともあります。
その理由の多くは、「衛生面」ではないでしょうか。
実際、シンク下に食器を収納できるかどうかは、住んでいる物件のシンク下の状態によるからです。
では、シンク下に食器を収納するのが汚いと感じてしまうのはなぜなのでしょうか。

臭いが気になるから

シンク下は湿気がこもりやすく、湿気がこもったまま放置するとカビや雑菌が発生しやすくなります。
こもった臭いやカビや雑菌の臭いが気になるだけでなく、油や生ものを扱うシンクは排水溝の臭いが気になることも多いため、食器を収納するには汚いと感じてしまう方も多いのです。

掃除がしにくい場所だから

シンク下の扉はしっかり閉まっているため、ホコリはないと思われがちですが、ホコリは下に溜まりやすく、扉を開け締めする際にホコリが奥へと追いやられてしまうため、覗き込むと意外とホコリが溜まっています。
定期的な掃除が必要ですが、手が届きにくく掃除がしにくい場所であることから掃除を怠ってしまいます。

害虫が出やすい場所だから

湿気やホコリが多いシンク下は、害虫が出やすい場所の1つです。
駆除できても、害虫がいた場所に食器を収納するのは躊躇してしまいます。
特にシンク下にある排水管は侵入しやすい場所なので、食器を収納するなら害虫を寄せ付けないようこまめに掃除し、排水管の隙間を埋めるなどの対策を行いましょう。

衛生面をクリアできるならシンク下に食器を収納するのもおすすめ

築年数が古い物件の場合、特にシンク下の最下段はホコリや虫が入りやすく、食器を収納するには汚いと感じてしまうかもしれません。しかし、新築やキッチンが新しい場合や、こまめな掃除で衛生面をクリアできるなら、シンク下に食器を収納するのもおすすめです。

シンク下に食器を収納する場合は、以下の点に注意すると使い勝手が良くなります。

  • 収納しやすいよう種類、サイズ別に分ける
  • 仕切りアイテムを活用する
  • 棚でシンク下のスペースの収納力をアップさせる

シンク下は収納に限りがあるので、まずは不要な食器を整理しながら、食器の種類やサイズ別に分けておきましょう。
また、耐久性・素材、高さに注意し、100均やニトリなどで仕切りや棚などのアイテムを活用して収納力をアップさせると使い勝手が良くなります。
ただし、最下段は不衛生になりがちなので、水洗いしやすいものや素材なども考慮し、アイテムを選んでみましょう。

シンク下の食器収納アイデア

キッチンが狭く、観音開きタイプの一人暮らし用キッチンにおすすめの食器収納アイデアをご紹介します。
キッチングッツ以外のアイテムも、工夫次第で食器がぐっと収納しやすくなります。
ぜひお試しください。

ファイルボックスで食器を立てて収納する

本来はファイルを収納するアためのファイルボックスですが、お皿を立てて収納するのに最適な便利アイテムです。
特に、大皿や木製皿などかさばる皿を収納すると取り出しやすく、見た目もすっきりします。

シンク下用ラックを活用する

シンク下用ラックも収納力アップに欠かせないアイテムです。
特に2段タイプで伸縮できるラックや排水管を避けて差し込むことができるラックだとキッチンサイズに合わせて設置でき、スペースを余すことなく効率的に使うことができるのでおすすめです。

突っ張り棒2本で棚をDIY

シンク下はデットスペースができやすく既製の棚が合わないことも多いですが、その場合に活用できるのが突っ張り棒です。
突っ張り棒2本を設置し、その上に板やワイヤーネットを置くだけで自作の棚が簡単にできます。突っ張り棒2本を張るだけでも、鍋フタ置きになるなど収納力がアップしますよ。

シンク下が汚い場合の対処法

では次に、シンク下の臭いやほこりなど汚れがある場合の対処法をご紹介します。

配管の隙間を防ぐ

配管に少しでも隙間があると、そこから虫が侵入したり、臭いや湿気が漏れてシンク下が臭くなるので、配管用のマスキングテープなどで隙間を防ぐといいでしょう。
賃貸で自分で対処するのが難しい場合は、大家さんや管理会社へ事情を説明し、対応してもらうことも可能です。

消臭対策・湿気対策を行う

除湿剤や消臭剤などを置いて、普段から消臭対策・湿気対策を行うことも大切なことです。
既にシンク下にカビが生えている場合は、汚れが落ちるだけでなく殺菌作用もある、アルコールスプレーやアルコール除菌シートなどでカビを拭き取っておきましょう。
頑固なカビは、重曹にクエン酸をスプレーすることでカビが浮き上がり取れやすくなります。

シンク下をキレイに保つポイント

食器を収納するためには、シンク下をキレイに保たなければなりません。
シンク下をキレイに保つポイントをみていきましょう。

  • 風通しが悪くならないよう、シンク下に物を詰めすぎない
  • 定期的に扉を開けて換気をする
  • 排水管に油や食品カスを流さない
  • 食器はしっかり乾燥させてから収納する
  • 2〜3ヶ月に一度アルコール除菌するなど掃除をする

臭いやカビが発生する前に予防することが大切です。

まとめ

今回は、シンク下の食器収納についてお伝えしてまいりました。

シンク下は湿気がこもりやすいため、こまめな掃除や臭い対策が必要です。シンク下に食器を収納することで食器棚が不要になり、キッチンを広く使えるのはもちろん、食器が取り出しやすくなるなど、特に一人暮らしの方にはおすすめです。

ただ、色々試しても食器を入れるには汚いと感じてしまう場合は、鍋やボウルなどのキッチン器具、ラップやアルミホイール、台所で使用する掃除用具など、湿気に強いものを入れるといいでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

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