いらない食器を寄付する方法-持ち込み・宅配方法や団体の選び方

:2024/01/02

いらない食器を寄付する方法-持ち込み・宅配方法や団体の選び方

食器棚を整理すると使わない食器が意外とあるものですが、「使わないだけで、捨てるのはもったいない…」と躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。

いらない食器だけどまだまだ使える捨てられない食器があるなら、思い切って寄付をしてみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、寄付する主な手段、寄付する食器を持ち込みする場合のやり方などご紹介します。

いらない食器を寄付する主な手段は「持ち込み」「宅配」

いらない食器を寄付する場合、主な手段は持ち込み、または宅配が一般的です。
直接持ち込みする場合は、受付時間内に食器を持ち込むことで引き取ってくれ、送料もかからず費用はかかりません。

ただ、持ち込み可能な団体は少なく、宅配で受け付けている団体が多いので、まずは持ち込み可能な団体が近くにあるかを確認してみましょう。

寄付する食器を持ち込みする場合のやり方

食器にもブランド物や安価なプラスチック製品など種類は色々ありますが、東南アジアなどの発展途上国に食器を寄付をする場合、ノーブランドでも安価なものでも寄付することが可能です。

新品はもちろん、使用済みの食器でも寄付することは可能ですが、破損や本来の目的通りの使用ができないものは寄付できません。

  • 割れている食器
  • 取っ手が取れたマグカップなど
  • 極端に汚れているもの

団体によってもルールが異なるので、必ず確認しましょう。

また、持ち込みの場合、営業時間内であれば連絡不要で受け付けてくれることが多いので、気軽に持ち込めるでしょう。

食器を寄付するなら持ち込みよりも宅配が便利

食器を寄付する場合、持ち込みまたは宅配を選べますが、持ち込み可能な団体が少ないため、お住まいの地域によっては宅配の方が便利な場合もあります。
そこで、持ち込みと宅配それぞれのメリット、デメリットをご紹介します。

食器を持ち込みするメリットとデメリット

寄付する食器を持ち込みする一番のメリットは、梱包する手間がかからず、送料が一切かからないこと。
ダンボールに食器を入れて、直接持ち込むだけなので気軽に利用できます。

デメリットは、持ち込み可能な団体が少ないため、家から遠い場合ガソリン代や移動時間もかかる点でしょう。
ヤマトなどの宅配を利用した方が安く済む可能性もあります。
また、団体によっては持ち込みによる寄付を受け付けないこともあるので、事前に確認する必要もあります。

宅配のメリット・デメリット

宅配の一番のメリットは、店頭まで行く必要がなく、好きな時間に送ることができることです。
また、直接対面して寄付する必要がないため、プライバシーも守られ、より気楽に寄付することができるでしょう。

一方デメリットは、食器が割れないようしっかり梱包する必要があり、送料を負担する必要があることです。
着払いでは受け取ってもらない団体が多いので注意しましょう。

寄付する食器を宅配する際のポイント

寄付する食器を宅配する流れをみていきましょう。

  1. 空き箱やダンボールを用意する。
  2. 食器が割れないよう梱包し、ダンボールへ詰め込む。
  3. ガムテープで蓋を閉じ、お近くの宅配業者へ集荷してもらい郵送する。

団体によっては専用回収キットを販売しており、それを使用すると送料無料、ダンボールの用意もなく、付属の伝票を貼り付けるだけなので、より簡単に送ることができます。
また、食器は割れやすいので、食器の隙間に緩衝材を入れることをおすすめします。

食器を寄付できる団体の選び方

「食器 寄付」で検索すると様々な団体が表示されるため、持ち込み・宅配も含め、どの団体を選べばいいのか悩む方が多いと思います。
また、寄付の状況や活動内容を把握しにくい団体も存在します。せっかく寄付をするなら、物資が支援先に届く信頼できる団体を選ぶことが大切でしょう。

信用できる団体を選ぶポイント

  • どこに寄付されているか、活動実績や用途がしっかり報告されているかどうか
  • 所在地や連絡先、代表者名など公式サイトに情報が記載されているかどうか
  • NPO法人として申請しているかどうか


まずは、寄付したい団体のホームページをチェックしましょう。
信用できる団体は、これまでの活動や役員、事業報告などを定期的に公開・更新しています。寄付された食器の用途について公開されているかどうかは大事な視点です。

法人番号や口コミをチェック

確認方法の1つとして、法人として活動している団体であれば「国税庁 法人番号公表サイト」、NPO団体の信頼性を確認したい場合は「日本非営利組織評価センター(JCNE)」で検索してみるのもおすすめです。

また、実際に団体へ寄付した方の口コミなども検索すると探せますので、そうした口コミを参考に団体を選ぶのもおすすめです。

寄付以外で不要な食器を処分する方法

不要な食器は、寄付以外にも処分方法があります。
中でも手軽で簡単な方法が、リサイクルショップへの持ち込み、またはメルカリでしょう。

リサイクルショップに持ち込む

リサイクルショップでは、食器の買取を行っているため、すぐに処分したい方は、リサイクルショップへ持ち込んでみてはいかがでしょうか。
特にブランド物の洋食器は高価格での買取が期待できるのでおすすめですが、ノーブランドの食器や新品以外の食器は買取不可の場合もありますので注意してください。

メルカリで売る

フリマアプリのメルカリで食器を出品するのも方法の1つです。
メルカリで食器を探している方も多く、需要が高いので売れる可能性があります。
ブランド食器の方が高価格で取引できますが、ノーブランド食器でも新品や使用状態が良いもの、アンティーク食器は人気があるので、まとめ売りすることで売れやすくなります。
この機会に、いらない食器はメルカリに出品してみてはいかがでしょうか。

まとめ

食器を寄付できる団体は、北は北海道、南は沖縄までたくさん存在しますが、寄付する前にその団体の情報をまず調べることが重要です。
その上で、活動に賛同できる団体へ食器を持ち込んだり、宅配を利用して送ってみてはいかがでしょうか。

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