引越し時に必要な【食器包む紙】家に新聞紙がない場合の対処法

:2023/12/28

引越し時に必要な【食器包む紙】家に新聞紙がない場合の対処法

引越しの際には、食器を割れないように梱包することが重要です。そのためには、食器包む紙や新聞紙などの緩衝材が必要です。しかし、引越し当日に新聞紙がないこともあるでしょう。

そこで今回は、家に新聞紙がない場合の対処法をご紹介します。

引越し時は食器包む紙が必須

食器などの割れやすいものは、引越し時の持ち運びで破損するリスクが高いため、ダンボールに直接食器を入れるのはNGです。
食器は一つ一つ紙で包み、割れないようダンボールに詰め込むことが大切です。

そのため、引越し時は食器包む紙が必須とされています。食器を包む紙として一番使用されるのが「新聞紙」でしょう。

食器包む新聞紙がない場合の対処法

最近はスマホの普及や新聞の購読料が高いなどの理由により、新聞を取らない家庭も増え、新聞紙が自宅にないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、食器を包む新聞紙がない場合の対処法についてご紹介します。

包装紙

チラシやラッピングで使われた包装紙は、新聞紙の代用品としておすすめです。
新聞紙のようにインクが付着することもなく、新聞紙よりも作りが丈夫なので、食器を包む紙として十分使えます。
引越し前から、ポストに投函されるチラシ類を集めておきましょう。

紙皿

お皿とお皿の間に100均などで購入できる紙皿を挟めば、緩衝材の代用品となります。
紙皿を挟んだ後は、ラップなどでぐるぐると巻きつけて固定しましょう。
食器を1つ1つ包む必要がないので、より手軽に食器を包みたい方におすすめの方法です。

タオル・ハンカチ・布(衣類)

不要なタオルやハンカチ、布などがあれば、食器を包む紙の代用品としても使えます。
ただし、新品のもの、あるいは洗濯をした清潔なものを選びましょう。
タオルなどは厚みがありクッション性にも優れているので、食器を包む紙の代用品として最適ですし、ダンボールの隙間を埋めることにも役立ちます。

市販されている食器包む紙

市販されている食器を包む紙、食器用緩衝シートや紙の素材から作られた紙緩衝材を使うのもおすすめです。
食器用緩衝シートとは、白い薄手の柔らかい紙のようなポリエチレン素材のシートで、カットする手間がないシートタイプや好きな長さにカットできるロールタイプがあります。

紙の素材から作られた紙緩衝材は、ざら紙と呼ばれることもある紙製の緩衝材で、新聞紙と同じような柔らかさなので、食器を包むのはもちろん、ダンボールの隙間を詰める材料としても使えます。

食器包む紙が売ってる場所

市販されている食器を包む紙は、ホームセンターやネットショップの他、100均でも購入できます。
100均では、お皿を包みやすいサイズのプチプチや、クッションシートが購入できるでしょう。
ホームセンターやネットショップでは、様々な種類や長さの食器用緩衝シートが販売されていますので、食器が多い方など一度に大量購入したい方にはおすすめです。

紙で行う食器の包み方

では次に、紙で食器を包む方法についてご紹介します。

お皿1つでも大皿〜小皿がありますし、コップもワイングラスや取っ手付きマグカップなど、形やサイズなど色々あるので、包む食器に合わせて紙のサイズや折り方を工夫する必要があります。

お皿など食器の包み方

それでは、お皿、ワイングラス、マグカップと形が異なる3つの包み方をご紹介します。

お皿の包み方

まずはお皿の包み方の手順をご紹介します。
紙が小さいと食器を包めないので、切り方に注意しましょう。

  1. 食器を包む紙の真ん中に皿を下向きに置き、四隅を中央に向かって折る。
  2. 折り終わったらガムテープなどで固定する。

平皿の場合、皿と皿の間に紙を挟んで何枚か重ねて包んでも問題ないでしょう。

ワイングラスの包み方

では次に、ワイングラスの包み方をご紹介します。
ワイングラスは持ち手部分が弱いので、折れないよう強度を高めましょう。

  1. ワイングラスの持ち手部分に紙を巻きつけ固定する。
  2. ワイングラスの中に丸めた紙を入れ、新聞紙全体を覆ってグラスの中に紙を押し込む。

マグカップの包み方

次に、マグカップの包み方をご紹介します。
マグカップも取っ手部分が弱いので、取っ手部分を強化しましょう。

  1. 紙を短めに折りたたみ、取っ手部分に巻きつける。
  2. 全体に紙を巻き付け、カップの中に紙を押し込む。

食器をダンボールに詰める際のポイント

食器を包み終わったら、次にダンボールに詰めていきます。
詰め方のポイントは、

  • 食器は立てて詰め込む
  • コップは伏せて入れる
  • 偏らないようバランスを考えて詰める
  • 同じ形状の食器をまとめて1つの塊にして詰める
  • 詰め込みすぎない

食器は横よりも縦の方が揺れに強く、割れるリスクを軽減できますので、適当に詰め込まず、食器の形に合わせて縦に詰め込んでいきましょう。
また、コップはフチの方を下向きにして入れることで、安定感があり割れにくくなります。

食器をダンボールに詰め込む際の注意点

食器をダンボールに詰め込む際には、いくつか注意点があります。

1つは、食器は重くなりがちなので、「小さめのダンボールに入れること」です。
大きめのダンボールに食器を詰め込んでしまうと、持ち運びに苦労しますし、底が抜けてしまう可能性があるので注意が必要です。
また、割れるリスクを回避するためにも、使用済みのダンボールよりも、未使用の強度の高いダンボールを使うとより安心です。

2つめは、ダンボール内で食器が動かないよう、「隙間に緩衝材を詰め込むこと」です。
ダンボールに食器をバランス良く詰め込んでも、必ず四隅や食器と食器の隙間ができるので、振動によって食器が動かないように緩衝材を詰め込むことが大切です。
ダンボールの底にも緩衝材を敷いておくとより安心です。

3つめは、食器入れたダンボールに、「割れ物注意」と目立つようよう明記することです。
引越し業者の方はもちろん、お手伝いに来てくれた方にもわかりやすいよう注意書きすることで、より慎重に荷物を扱ってくれます。
また、割れ物注意のダンボールには赤テープを使ったり、取扱注意が印字されたテープを貼るのも効果的です。

食器包む紙を使わず食器トランクをレンタルする方法も

引越し業者によっては、食器を運べる専用の箱や食器トランクをレンタルすることができます。
食器を一つ一つ包んだり、紙を丸めて隙間を埋める必要がないので、食器を包む紙は必要ありません。
食器用トランク内には弾力のあるウレタンが敷き詰めてあり、クッションの目に沿って食器を伏せて置くだけなので簡単です。
手間も時間も短縮できるので、特に食器類が少ない一人暮らしの方におすすめです。

まとめ

今回は、引越し時などで必要になる食器を包む紙や包み方についてご紹介しました。
食器は割れやすいので、いかに衝撃を和らげるかがポイントです。
安心安全に引越しをするためにも、ぜひ参考にしてみてください。

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