食器の捨て方について-処分方法や断捨離のコツも紹介

:2023/09/18

食器の捨て方について-処分方法や断捨離のコツも紹介

いつの間にか増えている食器は、洋服などと同様に断捨離が必要と思えるアイテムではないでしょうか。
この記事では、食器の捨て方について、素材別ゴミの分別方法や、有効活用できるいろいろな処分方法などについてまとめました。
また、お食い初めの食器の処分方法についてもご紹介します。

断捨離ですっきり-食器の捨て方のコツ

「断つ」「捨てる」「離れる」から成り立っている言葉、断捨離。
昨今大人気の断捨離とは、不要な物を手放し身軽に暮らすという考え方です。
贈答品などで増えていくことも多い食器類も、不要なものは捨ててすっきりさせたいという方も多いでしょう。

しかしながら、まだ使えるしもったいないという思いも強く、なかなか処分できないというケースもよくあるようです。
そのような時は、使用できるかできないかではなく、必要か不要かで考えることが、断捨離をスムーズに行えるコツになります。

一度食器棚から食器をすべて出し、「必要」「不要」「保留」と書いた3つの箱に直感的に振り分けてきましょう。
とはいえ一気に断捨離するのはスペース的にも大変という場合は、食器棚の一部分から始めても差し支えありません。

食器のいろいろな処分方法

大ブームの断捨離ですが、それでも「捨てる」ことに罪悪感を持つ方は多いかもしれません。
特に、まだ使える汚れても割れてもいない食器などは、安易に捨てることに抵抗を感じるかもしれませんね。

そのような時は、次のような方法で食器を処分してみてはいかがでしょうか。

リサイクルショップを活用する

不用品の買い取りを行っているリサイクルショップでは、食器の買取も行っている場合があります。
いらない物をお金に換えられるだけでなく、買取不可のものでもお店が引き取ってくれるので、不要な食器をお得に処分することができますよ。

マイセンやティファニー、エルメスやロイヤルコペンハーゲンなどの高級食器は、使用済みや中古品でも買取してくれる場合があるようです。

ただし、商品の状態によっては引取できないケースもあります。
割れた食器や状態が極端に良くない食器は引取ができず、返却される可能性もありますので注意しましょう。

買取を希望する食器が大量にある場合は、自宅まで品物を引取りに来てくれるサービスや、宅配買取を行っている店舗も多くあります。
そのようなサービスを希望する場合は、お店のホームページで確認するとよいでしょう。

フリマアプリ・オークションを利用する

メルカリや楽天ラクマなどのフリーマーケットアプリや、ヤフーオークションなどのネットオークションに不要な食器を出品するのもおすすめです。
サイトに登録して写真を撮影し、必要事項を入力するだけで簡単に出品ができますよ。
住所や名前を伏せたままで取引きができる、匿名配送も可能です。

食器が売れて梱包する時は、破損しないようにすることと、清潔感が大切です。
割れ物は一つ一つを気泡緩衝材などでしっかり包むようにし、箱や袋の底にもクッション材などを敷きましょう。
また、品物や梱包するテープなどにホコリや髪の毛、ペットの毛などが付着しないように注意が必要です。

寄付

NPOや民間団体でも、食器の寄付を受け付けているところがあります。
不要になった食器を引き取ってもらうことができ、寄付をすることで社会貢献にも繋がりますよ。
寄付をお考えなら、活動報告や会計報告をきちんと行っている、自治体の認定を受けた信頼できる団体を選びましょう。

食器は素材ごとにゴミの分別が変わる

食器の素材には陶器やガラス、金属や木、プラスチックなどさまざまなものがあり、素材によって廃棄の仕方が異なります。
以下に、ゴミの一般的な分別方法をご紹介します。

陶器・ガラス製の食器

陶器やガラス製の食器は、不燃ゴミとして扱われます。
自治体によっては陶器ゴミに分別される場合もありますので、事前にお住まいの自治体のルールを確認するようにしましょう。

陶器やガラスの食器は基本的に不燃ゴミなので、燃えないゴミの日に出すことができます。
セラミック製の食器も、ゴミの出し方は陶器の扱いと同じです。

陶器やガラスの食器は壊れやすいので、新聞紙などで包み、目立つところに「われもの」などと書いておきましょう。

金属製の食器

金属製の食器も不燃ゴミとして扱われ、不燃ゴミの中でも金属ゴミとして分別されることが多いようです。
金属製のフォークやナイフもゴミに出す場合は、怪我をする恐れがあるので、厚紙や新聞紙などで包むか、ガムテープなどで巻いてからゴミとして出すようにしましょう。

プラスチックの食器

プラスチック食器の場合は、一般的には不燃ゴミとして扱われることが多いようです。
自治体によってはプラスチックゴミとして分類される場合もありますので、お住まいの自治体のルールに従って処分しましょう。

コップやお皿などにも使われることが多いメラミン食器は、燃えるゴミとして扱われることが多いですが、「プラマーク」がついている食器は、プラスチックゴミとして処分することが可能です。

木製の食器

木製の食器は、燃えるゴミとして捨てることができます。
可燃ごみと一緒に袋に入れて、指定の日に出しましょう。
割れてしまった場合は新聞紙で包むなどして、尖った先が刺さらないようにする対処が必要です。

自治体によっても変わる食器の捨て方

前項で素材ごとの食器の一般的な分別方法についてご紹介しましたが、食器の捨て方は自治体によっても変わりますので、不安な場合は事前に確認することが大切です。    

例えば同じプラスチックゴミでも、可燃ゴミと区別してプラスチックを洗ってから捨てるように指導する自治体もあれば、プラスチックでも汚れたものは可燃ゴミとして捨てるように指示される自治体もあります。

このように、ゴミ出しの分別方法は自治体によって異なります。
食器を捨てる際には、役所に問い合わせたりホームページを検索するなどして自治体に確認し、ルールに従って出しましょう。

お食い初め食器の処分方法

お食い初めに使用した食器をどうするか、困っている方も多いかもしれません。
そのままゴミにしてしまうのも、なんとなく気持ちが晴れませんよね。

お食い初めに使用した食器は、普段使い用にするのもおすすめです。
使わない場合は、リサイクルショップなどに持って行っても問題ありません。

また、漆塗りなどの正式なものであれば、誕生日や初節句、お正月など、お子様に関連するお祝いの際に使うのも良いでしょう。

お宮参りの神社でもらったお食い初めの食器の場合

赤ちゃんの健やかな成長を祈願して使われた、お宮参りの神社でもらったお食い初めの食器はどうすれば良いのでしょうか。

もっともおすすめの方法は、お宮参りした神社に持参することです。
奉納という形で納めることができるでしょう。
ただし、奉納したい場合は事前に神社に直接問い合わせることをおすすめします。

まとめ

いらない食器はもったいないとため込むよりも、「必要か不要か」といった基準で断捨離するのがおすすめでした。
食器の処分方法はいろいろありますが、リサイクルショップやフリマアプリ、オークションを利用したり寄付するのも良いでしょう。
捨てる際は自治体によって分別方法が異なりますので、事前に確認しルールに従って素材ごとに廃棄するのが大切です。

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