結婚祝いに食器を贈るのがだめだと言われる理由と縁起の良い意味

:2023/09/07

結婚祝いに食器を贈るのがだめだと言われる理由と縁起の良い意味

結婚祝いのアイテムとしても人気の食器ですが、実は結婚祝いに贈るのはだめだということを聞いたことはありますか?
この記事では、食器が結婚祝いにだめだ・ふさわしくないと言われる理由をはじめ、最近の結婚祝いとしての食器ギフトの捉えられ方についてご紹介します。
また、結婚祝いには向かないだめな食器や、もらって嬉しいおすすめの食器のほか、食器以外で結婚祝いにだめだと言われているものについてもお伝えしているので、ぜひ参考にしてください。

結婚祝いに食器を贈るのがだめだと言われる理由

結婚祝いの人気ランキングでも、常に上位に入っている食器ですが、実は結婚祝いにふさわしくないということを聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
結婚祝いに食器がだめだと言われるのは、お皿やグラスなどの食器は割れ物だからです。

ガラスや陶器などは、落としたりぶつけたりすると割れたり欠けてしまうことから、人生の門出を祝うには縁起が悪いとされています。

結婚祝いを送る相手が、そうしたマナーにこだわりがあるタイプであれば、迷惑に思われてしまう場合もあるので、注意が必要です。
そうした場合は割れない木製素材の食器ならおすすめです。
木製の食器にも、結婚祝いに最適なおしゃれで実用的なものがたくさんそろっています。

また、縁起を気にする方にお皿などの食器のセットを贈る際には、割り切れる偶数や4、6、9といった枚数は避けたほうが良いでしょう。

最近では結婚祝いに食器を贈るのはだめではないという解釈も

先ほど食器は割れ物のため、結婚祝いには良くない理由を書きましたが、実際に食器は結婚祝いとしても人気です。
その背景には、食器の持つ意味合いが少しずつ変化してきていることが関係しているようです。

最近では、食器などの割れ物は、「割れる」だけでなく、「割れて増える」ことから、「子宝に恵まれる」や、「幸せが増える」といった新しい意味を持つ縁起の良いアイテムとして捉えられるようになってきています。

そのため、食器を贈りたいと思っている場合は、友人など贈る相手にあらかじめ、確認しておくと安心です。
20代、30代など若い世代であれば、縁起についてはさほど気にしないという方が多いかもしれませんが、50代以上の親世代の方には気にする方もいるかもいるかもしれないということは覚えておいたほうが良いかもしれません。

結婚祝いには向かないだめな食器

食器は毎日使う実用的な贈り物のため、実際に結婚祝いで贈ることで喜ばれることが多いアイテムですが、あまりにも珍しいデザインや奇抜な色など、実用性の乏しいものは使いにくいため、いらないと思われてしまう場合もあります。

毎日の生活に欠かせないものだとはいえ、洋服に好みがあるように食器にも人それぞれの好みがあります。
そのため、柄や模様の入った食器については贈る際に注意が必要です。

例え高級なものだとしても、好みではないものは使ってもらえない可能性があります。

結婚祝いにもらって嬉しいおすすめの食器

では、どんな食器なら喜んでもらえるのでしょう。
どんなものが良いか頭を悩ませているのであれば、人気の食器ブランドがおすすめです。

定番の食器ブランドとしては、イギリスの陶磁器メーカーである「ウェッジウッド」や日本の洋食器ブランド「ノリタケ」をはじめ、「ティファニー」や「エルメス」などのハイブランドも大人気です。

ブランド食器には、おしゃれでかわいいものや、シンプルかつモダンなものなど、さまざまなものがそろっているので、ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょう。

結婚祝いにぴったりの食器は、楽天などの通販サイトやメーカーの公式サイトなどでも手軽に購入できます。

食器以外で結婚祝いにだめだと言われているもの

結婚祝いでだめだとされるアイテムは、ずばり「別れ」を連想させるアイテムです。

そのため、食品や入浴剤、芳香剤などの「消えてしまう」ものや、便利なキッチンハサミや包丁などの刃物も、「引き裂く」というイメージがあるため、結婚祝いにはNGとされています。

また、贈り物として重宝されているハンカチも、漢字で書くと「手巾(てぎれ)」になることから、結婚祝いだけでなく、ホワイトデーなどのちょっとしたお返しやプレゼント全般で、あまり良くないものと捉えられています。

いずれも実用的なため、気にしない方は気にしないものですが、せっかくの贈り物なら、相手を困らせることなく喜んでもらえるものを選びたいですね。

最後に

この記事では、結婚祝いに食器がだめだと言われる理由や、最近の捉え方についてご紹介してきました。
私自身も、贈ったことも、もらったこともある食器のギフトは、実用的でとても素敵な贈り物です。
縁起が悪いだけでなく、良い意味もありますので、ぜひ参考にして喜ばれるアイテムを選びましょう。

なお、結婚祝いの予算の相場は、友人や職場関係の方なら3,000円〜1万円、特に仲の良い友人は5,000円〜2万円、兄弟・いとこ・親戚は1万円〜3万円程度が目安とされています。

お祝いの品は、極端に安いものや値段の高すぎるものは避けるようにしましょう。

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